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金の種類は金の含有率で分けられれる

金の種類の違いは、金の含有量の違いです。純金は純度100％の金のことで、「24金」「K24」も純金を意味します。なぜ純金に24という数字が使われているかというと、金は24分率で金の純度を表すからです。つまり、純金は24/24で100％金ということになります。

ただし、日本では99.99％以上であれば純金に分類されるので、必ずしも100％とは限りません。

その他の種類の金含有率は次のとおりです。

• 18金（18K）18/24：75％
• 14金（14K）14/24：約58％
• 10金（10K）10/24：約42％

金に他の金属を混ぜる目的

金に混ぜる金属は銀や銅、パラジウムなどです。こういった金属を金に混ぜるのには、いくつかの目的があります。主な目的は次の3つです。

生産コストを下げる
金の含有率が少ないため、純金よりも価格が安いです。金の含有率の低い素材を使えば、同じデザインでも安く作ることができます。

強度を高める
純金は希少価値が高いですが熱に弱く柔らかくてキズがつきやすいため、普段身につけるジュエリーには向きません。他の金属を混ぜ合わせることで、金の強度を高めることができます。

色の変化を生み出す
金に加える金属の種類と配合する割合を変えることで、色を変えることができます。金の種類と配合されている金属の種類は次のとおりです。

• ホワイトゴールド：金・パラジウム・銀または金・ニッケル・亜鉛・銅
• イエローゴールド：金・銀・銅
• ピンクゴールド：金・銀・銅・パラジウム
• ブラックゴールド：金・銀・プラチナ
• グリーンゴールド：金・銀
• レッドゴールド：金・銅
• パープルゴールド：金・アルミニウム

金の純度と重さ

金は銀や銅、アルミニウムなどの金属よりも価格が高いので、金の純度が高ければ高いほど買取価格は高くなるのです。まずは「K24」「K18」などの刻印を確認し、重さから金の含有量を計算して金相場を使って査定額を出します。

例）18金の20gのブレスレッドを金相場7,000円のときに査定を依頼した場合
金の査定額＝20g×18/24（金の含有率）×7,000円=105,000円

金の色

金に他の金属を加えると色に変化を生み出せることを前項でご紹介しましたが、金の色には流行があります。人気の色は需要が高く買い手が見つけやすいので、他の色よりも高く買い取ってもらえることが少なくありません。

金の状態やデザイン

表面にキズがついている金や流行遅れのジュエリーはそのままでは売り出せないので、売り出す前に加工をしなくてはいけません。金は磨いたり加工したりすると削れて量が減ってしまいます。加工費用もかかるので、その分を査定額から差し引かれることもあるのです。

宝石

金のジュエリーにダイヤモンドやサファイヤ、エメラルドなど価値のある宝石が装飾してあれば、その価値もプラスされます。査定を依頼するときは、鑑定書を一緒に提出するとよいでしょう。

ブランド名

同じ重さで似たようなデザインでも、有名ブランドのほうが高値になります。カルティエ、ハリー・ウィンストン、ブルガリ、ティファニーなどが人気です。購入場所がわかるレシートや、箱・ケースなどの付属品があれば査定でさらに有利です。