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ロレックスのクラスプコードについて

2023.06.30

ロレックスのクラスプコードについて

ロレックスの製造年を確認したい時、ほとんどの方はシリアルナンバーを確認するか、ギャランティーカード(保証書)の販売年月から推測するなどの方法をとることと思います。
しかし、見落としがちですが、ロレックスには製造年を表す刻印がブレスレット側にも存在します。
それが「クラスプコード」と呼ばれるものです。
ここではそのクラスプコードについて解説していきたいと思います。

 

【クラスプコードとは?】

クラスプコードは、ブレスレットの製造年によって割り振られたコードで、
名前通りクラスプ(ブレスレットの留め具の名称)に刻印されています。
コードが完全にランダムになる、2011年頃までの製造時期を判別する事が可能になっています。

【クラスプコードの見方】

クラスプコードは前述した通り、クラスプの右側、「STEELINOX」の刻印の上側にあります。
(「STEELINOX」という表記はフランス語のinoxydableの略で、ステンレススチール製であるということを表しています。)
1976年より前に製造されたものは、シンプルに数字で製造年が刻印されているのですが、
1976年以降のものの製造年を確認する場合は、刻印のアルファべットから確認しましょう。
以下がその製造年と対応するアルファベットの一覧です。
1976年 :A
1977年 :B
1978年 :C
1979年 :D
1980年 :E
1981年 :F
1982年 :G
1983年 :H
1984年 :I
1985年 :J
1986年 :K
1987年 :L
1988年 :M
1989年 :N
1990年 :O
1991年 :P
1992年 :Q
1993年 :R
1994年 :S
1995年 :T
1996年 :V
1997年 :Z
1998年 :Z or W
1999年 :X
2000年 :AB
2001年 :DE
2002年 :DT
2003年 :AD
2004年 :CL
2005年 :MA
2006年 :OP
2007年 :EO
2008年 :PJ
2009年 :LT
2010年 :RS
2011年 :CP orランダム
2012年 :以降ランダム
※この一覧はロレックス社が正式に公表しているものではありません。

クラスプコードと対応した製造年は理解していただけたと思いますが、気を付けなければいけない事があります。
それは、ブレスレットが交換されていると、本体の「シリアルナンバーとクラスプコードがずれてくることがある」ということです。
その場合はクラスプコードから本体の製造年数を導き出すことはできません。
特にクラスプコードの最後に「S」と入っているものは、ロレックスサービスを利用して交換したブレスレットですので、本体と製造年数が合うことは限りなく低いといえます。

【クラスプコードを確認する意味】

クラスプコードと本体の製造年数が合わないことがあるというのは前項で説明しましたが、ではクラスプコードを確認する意味がないのかといえば、そういうことではありません。
たとえば本体のシリアルナンバーが示す製造年と、クラスプコードの製造年があっているなら、それはオリジナルブレスである可能性が高いということです。それがアンティークのロレックスだった場合、オリジナルブレスがついているというのはとても珍しく、希少性が高いといえます。もちろんオリジナルだとしてもパーツをまとまった単位で製造したなどの理由で、数年のズレが発生することはありますが、誤差を鑑みても有益な情報であることは間違いないでしょう。

まとめ

ロレックスのシリアル(年式)について説明いたしました。
クラスプコードとシリアルの二つから、製造年や時計の価値が推測できることが分かっていただけたでしょうか?
アンティークのロレックスになると、同じタイプでも製造年で大きく価値が変わる場合もありますので、
ご相談は無料で受け付けていますのでお気軽に買取査定を試してしてみてください。


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