３月１２日（水）に発表された国内金価格は、大幅な上昇となる274円高の

１万5,155円。

先日の11日に1月21日以来となる1万4千円台の7週間ぶり安値となりましたが、

NY市場で金先が反発。

円高も一服でドル円が上昇し東京金は高値へ。

一週間ぶりの高値となりました。

様々な事案で変動が激しい金価格。

景気後退の可能性不安によりNYは株安となり国内金相場も売り優勢スタート。

国内為替も一時146円台と円高進行で11日（火）の金価格は下げ幅が拡大。

株の損失を金売却利益で補完するような売り優勢との動きが見られる状況でした。

安全資産としての需要に答えた動きとも言えます。

ただし今後、株価下落に歯止めが効かず現金化など加速する状況になれば、

金市場から資金は一気に離れ、金価格は値を崩す事が考えられます。

12日は大幅な反発で急騰。

本日、3月12日は今年最大の上昇率となり、国内金価格15,000台に返り咲きました。

・世界経済/米国経済の先行き

・トランプ米政権の相互関税政策の警戒

・ウクライナ情勢

など不透明感がつづく現状で変動は従来より激しい、警戒必須なマーケット環境となっています。

長期保有や投資家の方々ほど多く保有していない一般ユーザーも、

今回の急展開で金売却を決めるケースが増加しています。

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