【2025年4月動向 】トランプ関税による乱高下
2025.04.10本日2025年4月10日に発表された金地金の国内買取価格は、 前日比+736円の「15, 971円/g」。
前代未聞の大幅反発で、過去最大クラスの急騰となりました。
過去最高値を突破した4月1日からの金相場の乱高下は非常に激しいものとなり、株式や為替とあわせて安定しないマーケット。
株価など資産が下落したことにより穴埋めや、資金捻出による「金」売りでここ数日は急落となっていました。
しかし再び「金」の需要が高まったのは、米国が水曜日に課した新たな関税が正式に発効。
中国政府は10日、報復措置となる関税を米国に対して課しました。
米中の関税合戦へ 「貿易戦争激化」
トランプ大統領は、9日に世界各国を対象に発動したばかりである相互関税の一部を
90日間停止すると発表。
今回の措置で、日本に対する相互関税は計24%から10%に引き下げられる。
しかし報復処置をした中国に対しては、84%からさらに引き上げ
追加関税は計125%となりました。
米中による貿易戦争はいきなりエスカレートの様相となり、世界的な貿易リスクが大幅に増加。
株式市場では、NYダウ平均株価が過去最大の上げ幅となり、
10日の東京市場もこの流れを受けて、全面高。
米中貿易摩擦が激化する中、安全資産である「金」への資金流入が再び進みました。
米国に翻弄されている世界情勢の中、明日の金価格はどうなるのか。
急激に反発した本日により一服感があることから僅かに下落の可能性も高く、
加減目安は15, 800円/g~15, 900円/gあたりとなりそうです。
ただし安全資産である「金」への資金流入は続くとみられ、上昇可能性もありますので注視が必要です。
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