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ロレックス エクスプローラー歴代モデルをご紹介

2025.05.09

ロレックス初のスポーツモデル『エクスプローラーI』。

エクスプローラーとは「探検家」を意味しており、

その名の通り探検家向けの時計として1953年に発表されました。

 

エクスプローラーIは日付表示がなく、文字盤はブラックダイアル

ケース素材はステンレススティールのみというシンプルさでありながら

ロレックスの人気モデルとして長年愛されています。

 

その伝統的な外観はほとんど変更されておらず、70年以上前から完成されたデザインであることが伺えますね。

 

今回はそんなエクスプローラーⅠの歴代モデル(6ケタ品番~)を一挙にご紹介したいと思います。

 

 

Ref.114270

Ref.114270は、2001年に発表され2010年に生産が終了となりました第5世代のエクスプローラーⅠです。

スーツスタイルにも良く合う直径36mmのケースに、ムーブメントはCal.3130を搭載しています。

 

 

5桁品番である前モデル(Ref.14270)からデザイン上の変更はなく、

ムーブメントはCal.3000からCal.3130に変更されました。

ムーブメントの変更により、メンテナンス性と安定性が向上しています。

 

その他マイナーチェンジが行われ、ブレスレットは「フラッシュフィット一体型」に変わりました。

同時に、リファレンスが5桁表示から6桁表示となっています。

 

そして2007年からロレックスの仕様変更として、

文字盤外周のインナーリングにロゴとシリアル番号が刻印される

いわゆる「ルーレット」シリアルへ変更になっています。

こちらは年式によって変わりますが、仕様が異なるモデルがございます。

 

また経年で黄色っぽく変色していくトリチウムは、Ref.14270以前のモデルに使用される夜光塗料です。

1998年頃から退色しないルミノバに変更されたため、Ref.14270の高年式モデルには

ルミノバを使用した個体もありますが、2001年に発売されたRef.114270の夜光塗料は全てルミノバとなっています。

 

トリチウム夜光やシングルロックバックルを採用した昔ながらの雰囲気の前モデルRef.14270も素敵ですが、

退色しないルミノバやダブルロックバックルを採用した実用的なRef.114270も素敵な時計ですね。

 

 

Ref.214270

Ref.214270は、Ref.114270の生産が終了した年の2010年から2021年まで生産されていた

発売当時ではエクスプローラーⅠシリーズ最大となる39mmケースのモデルです。

 

前モデル(Ref.114270)から大きく変更となった部分がケースサイズで、

36mmから39mmへと3mmサイズアップしました。

 

 

ブレスレットも大幅に変更され、ダブルロックバックルからより着け心地がよく堅牢な

オイスターロックバックルへと変更されました。

 

またクラスプには簡単にブレスレットのサイズを5mm調整できるイージーリンク機能を備えています。

 

ムーブメントはCal.3130からCal.3132に変更され、耐衝撃性を向上させた

パラフレックス・ショックアブソーバーおよび耐磁性能を向上させた

ブルー・パラクロムヒゲゼンマイによって高い精度と堅牢性を維持できるようになりました。

 

2016年には、Ref.214270のリファレンスは変わらず、針や文字盤のマイナーチェンジが行われています。

針が太く、また大きくなり、3・6・9のアラビア数字にクロマライト夜光が塗布されています。

 

このマイナーチェンジ前を前期モデル、マイナーチェンジ後を後期モデルなどと呼んだりしますが

前期モデルはアラビア数字がブラックアウト仕様になっていたため、好みが分かれそうですね。

視認性という面では後期モデルに軍配が上がりそうですが、個人的には前期モデルが好みです。

 

現在では当モデルRef.214270は廃盤となっていますので、

気になる方は販売店等での購入を検討されてみてはいかがでしょうか。

 

 

Ref.124270

エクスプローラー36(Ref.124270)は、2021年に登場したエクスプローラーⅠです。

(2025年現在、現行モデルとしてラインナップされています)

 

 

ケースサイズが直径39mmから36mmにサイズダウンし、エクスプローラーⅠの伝統的なサイズとなっています。

 

これは、39mmケースの(Ref.214270)ではなく、

2010年に生産が終了した36mmケースの(Ref.114270)をモデルチェンジした形になっていると思われます。

 

もちろんカレンダー機能はなく、素材はステンレス、文字盤はブラックと

これまでのエクスプローラーⅠのデザインを踏襲しています。

 

ムーブメントに関しては、前モデルがパワーリザーブ48時間のCal.3130だったのに対して、

70時間パワーリザーブを実現した新世代ムーブメント、Cal.3230を搭載しています。

 

夜光塗料も変更されており、Ref.114270に使用されていた夜光塗料はスーパールミノバでしたが、

Ref.124270にはブルー発光のクロマライトが採用されています。

 

また、Ref.124270の発表と同時にエクスプローラーⅠとして

初のイエローゴールドコンビモデルであるRef.124273も発表されました。

スペックはRef.124270と変わらず、ベゼルとブレスレットに

18KYGが使用された高級感のあるデザインとなっています。

 

その他マイナーチェンジとして、ダイアル上「EXPLORER」の文字が

6時位置から12時位置に変更され、ラグ間の幅も20mmから19mmになりました。

 

腕に馴染みやすく、スーツスタイルにもよく合うエクスプローラー36は、

シンプルですが大変使いやすいスポーツモデルとして現在もラインナップされています。

 

 

Ref.224270

2023年に新作となるエクスプローラー40(Ref.224270)が発表されました。

(2025年現在、現行モデルとしてラインナップされています)

 

Ref.224270は、同年に廃盤となったRef.214270の後継機として

コレクションに加わったモデルで、大きな特徴としてケース径が

前モデル(Ref.214270)より1mm大きくなり40mmにサイズアップした事が挙げられます。

 

 

ムーブメントは前モデル(Ref.214270)がCal.3132であったのに対して

より高い精度を実現した新世代ムーブメントCal.3230を搭載しています。

 

Ref.224270が登場したことにより、現行モデルはケース径36mmステンレスモデルのRef.124270と

同じく36mmケースのK18YGコンビモデルであるRef.124273、そして40mmケースステンレスモデルの

Ref.224270と3モデルがラインナップされました。

 

また「エクスプローラーⅠ」という表記から、「エクスプローラー36」および

「エクスプローラー40」と表記が変わっています。

 

Ref.214270とのデザインの比較ですが、基本的には大きくデザインの変化はありません。

強いて言えば文字盤6時位置に配置されていた「EXPLORER」の文字が12時位置に変更され

文字盤6時位置のSWISS MADEの間に王冠マークが追加されました。

 

また細かな変更点として、ブレスレットのコマ幅が約1mm広がりラグがシャープになりました。

リューズも若干大きくなっています。

 

目に見えるデザインの変更だけではなく、実用性を追求するロレックスの進化が見て取れるモデルかと思います。

 

 

エクスプローラーⅠのレア個体

ロレックスには一般的な仕様と異なる「レア個体」と呼ばれる珍しい個体が存在しています。

 

今回は、中でも特に希少価値の高い「エクスプローラーⅠ」のレア個体についてご紹介したいと思います。

 

1953年に誕生した人気モデル「エクスプローラーⅠ」は、ステンレス素材にデイト表示のないブラックダイアル、

ケースやブレスレットに無駄な装飾を省いたシンプルなデザインが魅力のモデルです。

 

そんなエクスプローラーⅠには「ブラックアウト」というレア個体が存在しているのはご存知でしょうか。

 

ブラックアウトとは、インデックスが光の加減で見えづらくなっている仕様のことを指します。

 

一般的なインデックスの仕様は、アラビア数字(3・6・9)に白い着色がされていますが、

その着色がないもの、また黒い着色がされているものをブラックアウトと呼びます。

 

ブラックアウトは主に5桁品番のRef.14270のレア仕様を指すことが多く

Ref.14270のブラックアウトは、シリアルナンバーがE番かX番の

1990年~1991年に生産された個体と非常に短い製造期間となっています。

 

また後継機であるRef.114270にもブラックアウトは存在しており

シリアルナンバーはV番のみとこちらも大変希少な個体となります。

 

現行モデルのRef.214270にもインデックスに着色のないブラックアウト存在しますが

こちらは生産数が多いため、Ref.114270やRef.14270のレア個体に比べると比較的出会いやすいですが、

その中で鏡面バックル仕様の個体は2015年から2016年の短い間しか製造されておらず、希少性が高いです。

 

ブラックダイアルのほかにも「トロピカルブラウンダイアル」というレア個体も存在しています。

 

トロピカルブラウンダイアルは、ミラーダイアルが使用された初期仕様のRef.1016に見られる文字盤です。

 

文字盤と言ってもミラーダイアル全てがこの文字盤に該当するわけではなく、

経年退色でブラウンにカラーチェンジした個体をトロピカルブラウンと呼びます。

 

Ref.14270のブラックアウト、Ref.1016のトロピカルブラウン、

どちらも非常に希少な個体ですので、エクスプローラーファンはぜひ手に取ってみたいお品ですね。

 

 

まとめ

エクスプローラーⅠは初期モデルから現行モデルに至るまでデザイン面での変更をほとんどしておらず

非常に洗練されたデザインのスポーツモデルであることがお分かりいただけたかと思います。

 

その上でケースサイズからムーブメントなど機能面でのブラッシュアップは70年以上に渡り行われており

いかにロレックスがエクスプローラーⅠというモデルを大切にしているかが伝わりますね。

 

今後も新型エクスプローラーⅠが登場した時にはこちらに追記もしくは買取ブログ内の記事に

新たに投稿いたしますので、ぜひご覧いただけますと嬉しいです。