本日6月13日(金)の金地金の国内公表買取価格は、前日比+80円の「17,127円/g」。

国内金価格は過去最高値を更新しました。

プラチナ地金国内公表買取価格は「6,422円/g」で＋112円の大幅上昇。

NY金先物は5週間ぶりの高値となる続伸。

予想以下の米生産者物価指数（※ＰＰＩ）やイラン・イスラエルの中東緊張リスクによる続伸。

※Producer Price Indexの略称

併せてトランプ大統領の自動車関税引き上げの可能性示唆もサポート材料に。

・CPIに続いて米生産者物価指数（PPI）も市場予想を下回る

・中東の緊張の高まり（イスラエル軍による、イラン各地の核関連施設を含む数十カ所の軍事施設を空爆）

・国際原子力機関（ＩＡＥＡ）によるイランが核不拡散義務に違反との非難採択

・米国トランプ大統領が自動車関税の引き上げ示唆

地政学リスクによる金価格の急騰は、情勢による急な調整が考えられるので、

動向次第では再び17,000円台割れも。

ただし、各国との関税交渉が思うように進まない米国による関税政策の不透明感もあり、

金・プラチナ共に短期的には変動に注視が必須。

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