【2025年1月16日】 国内金価格は円高分が重石
2025.01.16指標となる地金商最大手の田中貴金属工業が16日(木)に発表した買取価格は、
若干の下落となり18円安の1万4,813円。
NY金は続伸も、
日本銀行の植田日銀総裁が「来週の金融政策決定会合で政策や春闘の動向など精査し、
追加利上げ判断」と明言した事を受けて円高が進行。
金相場は強気相場が一服気味で失速となりました。
金相場は、経済や世界情勢の将来的な影響の可能性を注視が必須です。
- アフガニスタン戦争
2001年9月11日にアメリカで発生した同時多発テロ
- イラク戦争
2003年から続いたアメリカ主導のイラク戦争
- ロシア・ウクライナ紛争
2014年から紛争が起き、2022年にロシアによるウクライナ侵攻
何度もこれまでにも記載している通りに、地政学リスクの観点から
リスク回避のために「安全資産」としての大量の金が求められました。
また直近で中国は2025年1月20日のアメリカのドナルド・トランプ大統領就任を前に
金を大量に購入しており世界第2位の中国の影響は金価格にも非常に大きな要因となっています。
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