本日5月30日(金)の金地金の国内公表買取価格は、前日比+28円の「16,729円/g」。

プラチナ地金は週末比–44円の「5,374円/g」です。

米国際貿易裁判所による、トランプ関税の一部差し止め命令や

判決の一時的な効力を停止など難しい局面のマーケット。

NY市場では金価格上昇も、

トランプ＆パウエルFRB議長会談での利下げ強要発言などもあり円高へ。

国内金は円高がNY市場での金高分を相殺してしまったかたちとなります。

注目している重要な要素の一つである米国国際貿易裁判所の判決。

ドナルド・トランプ大統領が4月に課した関税を無効する判決を下しました。

米国の議会承認なしにアジアや欧州への関税を課すことで権限を逸脱したと判断し、

トランプ政権はこの判決に対して控訴しました。

この不確実性が安全資産としての『金』の需要に繋がっています。

ただし限定的な見方もある状況で、週明けの急変動リスクが高まっています。

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