【2025年2月18日】小幅高で3日ぶり上昇
2025.02.18指標となる地金商最大手の田中貴金属工業が14日午前に発表した買取価格は、
10円高の1万5,435円と上昇。
3日ぶり僅かに値上げとなりました。
今後は円安鈍化の可能性があり、その影響で金価格も上昇スピードがスローとなる見立てがあります。
ロシアとウクライナの停戦へ向けた会合による地政学的リスクを後退があるものの、
為替の動向とトランプ米大統領による相互関税政策など慎重な判断が必要です。
トランプ大統領の関税攻勢
昨年2024年11月5日投開票の米大統領選で、みごと返り咲き大統領となったドナルド・トランプ氏(Donald John Trump)。
バイデン政権時代の政策からの転換を進め、トランプ関税と言われている「相互関税」は
世界経済の先行き不安を加速させています。
Donald John Trump(pixabay)
2月13日にトランプ氏は、貿易相手の国が高関税を課している場合に、
その国からの輸入品に対して関税を引き上げる相互関税の導入を検討する文書に署名。
14日には、「4月2日に自動車関税導入」も公表。
半導体や医薬品への追加関税の発動も視野にいれています。
日本経済に甚大な影響を与える自動車産業にも悪影響懸念され、
世界的な貿易戦争に発展するリスクが懸念されており、「安全資産の金」需要に繋がっています。
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