2月最終日となる28日（金）に発表された国内買取価格は、 大幅な下落となる116円安の1万5,132円。

この三日間で約400円の下落となり、7日に付いた安値（1万5,164）を安値更新し2月最安値となりました。

金価格は調整色を強めており、最高値からの反動で利益確定の売りが続いています。

プラチナ価格も-63円で6営業日続落となる4,912円。

振り回される株式と金相場

2月はドナルド・トランプ氏（Donald John Trump）の発言や関税報道に振り回されたといっても過言ではない状況。

中国　　　　　　　・・・輸入品に20％の追加関税と引き上げ　（2/4より発動された10％から3/4からさらに10％引き上げ）

カナダ・メキシコ　・・・輸入品に25％の追加関税　（3/4発動予定）

鉄鋼・アルミニウム・・・25％の追加関税（3/12発動予定）

相互関税　　　　　・・・貿易相手国と関税を同じ水準に引き上げる（4/2）

※2/28時点までの報道情報をもとに作成

27日のNY株式相場は続落

28日の東京株式市場も大幅下落

共に高関税政策への警戒感からリスク回避の動きが強まった影響。

金価格は為替変動による円高が重石となり、調整色の深まりで3ヵ月ぶりの大幅安。

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