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金買取・査定に必要な書類とは？

個人の場合、以下の書類が必要です。

• 本人確認書類（運転免許証・パスポート・保険証・在留カードなど）
• マイナンバーカード（取引額が200万円を超える場合）

まず、本人確認書類として運転免許証やパスポートなどを提示しましょう。また、取引額が200万円を超える場合、マイナンバーカードの提示が必要です。平成24年から、200万円を超える金を売却した際には、「地金等の譲渡の対価の支払調書」という書類を税務署に提出することが求められるようになりました。これは、金取引の実態を税務署がしっかりと把握し、税金を徴収するためです。

金買取時にかかる税金と計算方法

金製品を売却する場合、譲渡所得として扱われ、課税の対象となります。この税金は、金を購入してから5年以上経過して売却する場合と、5年未満で売却する場合で支払う金額が異なる点に注意が必要です。5年以上所有していた金を売却する場合は、譲渡所得金額の半分の税金を支払うことになります。

・税金の計算方法

譲渡所得税の計算方法は、所有期間によって異なります。所有期間が5年未満の場合は短期譲渡所得となり、売却によって得られる所得から、売却費用や所得価格を差し引いた金額に特別控除50万円を引いたものが課税譲渡所得金額となります。

＜所有期間が5年未満の場合＞

売却価格－（売却費用＋所得価格）－特別控除50万円＝課税譲渡所得金額

・5年以上所有した場合

一方、所有期間が5年以上の場合は長期譲渡所得となり、売却によって得られる所得から売却費用や所得価格、特別控除50万円の半額を差し引いた金額が課税譲渡所得金額となります。

＜所有期間が5年以上の場合＞

売却価格－（売却費用＋所得価格＋特別控除50万円×1／2）＝課税譲渡所得金額

金買取の手順

・店舗で売却する場合

まず、売却したい金製品を持って、買取店舗へ行きます。そこで、スタッフに買取を依頼します。このとき、身分証明書が必要となるため、忘れずに持参しましょう。

次に、店舗での査定がはじまります。専門的な知識と経験を持つスタッフが金製品の品質、重さ、現在の市場価格をもとに査定します。査定結果に納得が行けば、その場で現金での支払いが行われるのが一般的な流れです。

・郵送で売却する場合

店舗に直接出向くことが難しい場合は、郵送での買取を利用するのがおすすめです。まずは、選んだ買取業者の公式サイトから「宅配買取」を申し込みます。到着した宅配キットに買取を希望する金製品を詰めて、指定の書類と共に返送しましょう。業者は商品を受け取り次第、査定を行い、その結果を連絡します。条件に納得したら、指定の口座に買取金額が振り込まれます。

金買取・査定を依頼したい方は、ブランドラボをご利用ください。ブランドラボは日々変動している価格相場を熟知しており、店舗間・バイヤー間で相場情報を共有しています。また、海外オークションや海外バイヤーにもネットワークがあるため、適正な価格相場を把握したうえで、買取価格を算出することが可能です。