機械式時計としての価値

高級時計のほとんどが、機械式時計と呼ばれる、多くの部品を使って作られた精密機械です。ゼンマイ式であることが多く、製作には技術と手間がかけられています。

クォーツ式の時計は量産が可能です。一方の機械式時計の製造は、一つずつ手作業で行われる場合も多く、大量生産できないため価値が上がりがちです。

機械式時計は、クォーツ式と比べると精度が高くない、耐久性が低いといった難点があります。しかし、古くから人々に愛用されてきた機械式時計にロマンを求める人は多く、それだけでも価値があるのです。

また、小さく大量のパーツを組み合わせて作る高級腕時計は、職人が設計通りに作らなければ品質に問題を抱えます。時間をかけて丁寧に作らなければならない点に加え、職人による手作業で製造される点も、時計の価値が上がる理由です。

時計の老舗ブランドの多くは、手作業であることにこだわりと誇りを持っています。中には、製造や装飾の工程をすべて手作業でこなしている店もあります。

高級素材が使われていることによる価値

老舗ブランドから発売されている商品のすべては、価格に関わらず高級素材が使用されています。18金やプラチナ、ダイヤモンドなど、貴金属や宝石が装飾品として使われることも少なくありません。さらに高級ラインになると、18金から22金にランクアップすることで、価格もけた違いになります。

高品質の素材が利用されていることが、高級時計が高値で取引される理由の1つです。
使われている素材の価値が高い時期に売却を行えば、より高額を期待できます。売却時期を確認したり、手持ちの時計にどういった素材が使われているか調べたりすることをおすすめいたします。

ブランド自体の価値

高級時計を取り扱うブランドは、世界的に評判の高いところが多くあります。有名なブランドの時計であれば、時計に詳しくない方でも一目見ればどこのメーカーであるのかわかるほどです。
ブランド物の時計は、身に付けるだけで社会的なステータスの象徴となります。そのため、より価値の高いものやデザインのよいものを手に入れたいと考える方は多いでしょう。

また、ブランド物の時計はモデルチェンジが行われるケースもあり、製造時期によってはプレミア価格がつきます。古いモデルだからといって必ずしも価値が下がるわけではないため、経年による魅力の低下が少ない商品といえるでしょう。

手持ちの高級時計の価値を知りたい場合は、ぜひ一度ブランドラボまでご相談ください。丁寧かつ迅速に査定を行わせていただきます。