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金という素材の特性

金の主な特性として、「柔らかいため加工しやすいこと」「外部からの影響に強いこと」「他の金属と合わせて、合金を形成しやすいこと」などが挙げられます。金を使ったアイテムを取り扱うにあたって注意したいのが、黒ずみとキズです。金は金の含有率によって種類が分かれており、それぞれキズのつきやすさや変色のしやすさなどが異なります。

・K24

金の含有率が99.99％以上で、純金と呼ばれることがあります。K24は、皮脂や汗に対する耐性が高く、酸化に強いため、黒ずみが発生しにくい点が特徴です。ただし、柔らかくキズがつきやすいというデメリットがあります。

・K22

金の含有率は91.67％です。純金のように柔らかいため、キズがつく可能性があります。

・K18

金の含有率は75％です。皮脂や汗による黒ずみには強いです。しかし、手入れを怠ると徐々に汚れが蓄積していきます。K18のアクセサリーを使用した後は、お手入れを欠かさないことが大切です。

・K10

金の含有率は42％で、金以外の金属が多く含まれているため、他の金製品と比較して価格は安いのが魅力です。皮脂や汗による汚れに弱いため、他の金製品よりこまめなお手入れが必要です。

K24アクセサリーの洗い方

金についた汚れや黒ずみは洗えば落とせます。しかし、キズがつきやすいK24を洗う際には細心の注意が必要です。以下で、K24アクセサリーの洗い方を解説していきます。

・汚れを取り除く

汚れの程度によって、適切なお手入れ方法が変わります。そのため、まずは汚れの程度を確認しましょう。少々の汚れでしたら、使用した後に柔らかい布で拭くだけで十分です。汚れがひどい場合は、中性の食器用洗剤を入れたぬるま湯に金を入れ、柔らかいブラシで汚れた部分をやさしく磨きます。ゴシゴシと強く磨くとキズがついてしまう可能性がありますので、強くなりすぎないようにご注意ください。

・すすいで乾かす

汚れが取れるまで浸け置き洗いを繰り返し、汚れが落ちたら洗剤が残らないようにすすいでください。水気を切った後は布で拭き、自然乾燥あるいはドライヤーで乾燥させます。ドライヤーを使う場合は、金が熱くなりすぎないように適切な距離を保つのがポイントです。

K24の日常のお手入れ方法

もともとK24は腐食やサビが発生しにくく、使った後のお手入れを欠かさなければ、ひどく汚れることは少ないです。こちらでは、日常のお手入れで汚れやキズを防ぐためのポイントを解説していきます。

・金買取の業者が解説！お手入れ方法1.化粧をしてからアクセサリーを身につける

ローションや日焼け止めなどの化粧品は、黒ずみとなる原因の1つです。化粧品がアクセサリーに付着するのを避けるためにも、化粧した後にアクセサリーをつけることをおすすめします。

・金買取の業者が解説！お手入れ方法2.使った後に汚れを拭き取る

アクセサリーを外してケースなどにしまう前に、布で軽く汚れを拭き取るだけで、黒ずみを防ぐことが可能です。

・金買取の業者が解説！お手入れ方法3.個別に収納する

金属同士が擦れるとキズがつきますので、個別に収納することをおすすめします。