ロレックス買取の価格の決まり方1.モデルで変わる

ロレックスにはプロフェッショナルモデルという、ある特定の状況での使用に耐えられるように製造された、次のようなモデルがあります。

• ダイビング(サブマリーナ）
• レーシング（デイトナ）
• 航海（ヨットマスター）
• 探検（エクスプローラー）
• 飛行（エアキング）

また購入制限モデルという、転売目的で購入されることが無いよう、購入が制限されているモデルもあります。プロフェッショナルモデルには、この購入制限モデルとなっているものが少なくありません。

そのほか、生産終了したモデルなどではプレミアがついて買取価格が高くなることもあります。購入時の倍以上の買取価格になったというケースもあるほどです。

ロレックス買取の価格の決まり方2.時計の状態で変わる

未使用で汚れや傷がなく、保証書や部品はもちろん、取扱説明書、箱、タグなどの付属品が揃っていると買取価格は最も高くなります。

ただし、ロレックスであれば、付属品がなくても高額買い取りをしてもらえる場合もありますので、諦めずに相談してみることが大切です。

ロレックス買取の価格の決まり方3.デザインと流行で変わる

文字盤の色やデザイン、大きさなどは時代によって微妙に異なります。過去のデザインで人気が高まったときのものを売れば、買取価格がさらに高くなります。

また、売るタイミングは流行以外に、需要の高まる時期かどうかも影響します。

希少価値により、需要が供給を上回る

ロレックスは自社の商品のブランディングとして、大量生産せずに流通量を抑えるという希少価値を高める戦略をとってきました。簡単に手に入らない商品だという認識が広まり、魅力的に感じる心理が働くことでブランドの価値を高めてきたのです。こうして、ロレックスを身につけていること自体がステータスと認識されるようになりました。

正規取扱店でも、ロレックスがすぐには手に入らないという状態が続くと、高級腕時計の中古市場が形成されることになります。これは正規取扱店ではなく、二次流通の場でもいいから購入したいという人が増えたためです。

その結果、定価より高くてもいいからすぐに手に入れたいという層も現れ、買取相場価格が定価よりも高くなることがあるのです。

価格が下がらないことが「資産」としての価値を高めた

ロレックスは時計として身につけるために購入するだけでなく、資産として購入したり、投機目的で購入したりする人もいます。そのようなことを避けるため、購入制限モデルを定めて、同一人物が指定モデルを購入するのは1年に1回だけ、同じモデルを購入するのは5年に1回だけと決めています。

保存状態がよければ価格が下がることはなく、希少モデルであればむしろ価格が上がることもあるという状況が、資産としての価値を高めているのです。

機能性や精巧性が進歩している

ロレックスは新商品において、常に機能性や精巧性を向上させています。そのため、ブランディングだけでなく、信頼のおけるメーカーという評価も落ちることがないので、買取価格にも影響を与えているのです。